プレゼン中に「このスライド、今は見せたくない」を解決!
PowerPointを使ったプレゼンテーション中、「このスライドは特定の聴衆向けだから今回はスキップしたい」「質疑応答で聞かれたら見せたい補足情報があるけど、通常は隠しておきたい」といった状況に遭遇したことはありませんか?
そんな時、プレゼン資料を毎回修正したり、慌ててスライドを削除したりする必要はありません。PowerPointには、プレゼンテーション中に特定のスライドだけを「非表示(スキップ)」にできる便利な機能「非表示スライド」があります。この機能を活用すれば、プレゼンの柔軟性が格段に向上し、スマートな進行が可能になります。
本記事では、PowerPointの「非表示スライド」機能について、その設定方法から、プレゼン中に非表示スライドを表示させるテクニック、そして実際の活用シーンまでを、初心者の方でもすぐに実践できるよう詳しく解説します。
「非表示スライド」とは?そのメリット
「非表示スライド」とは、PowerPointのスライドショー実行中に、指定したスライドを自動的にスキップして表示させなくする機能です。スライド自体はプレゼンテーションファイル内に残るため、いつでも表示・非表示を切り替えることができます。
この機能を使うメリットは以下の通りです。
- プレゼンの柔軟性向上:聴衆の興味や時間に合わせて、提示する情報をリアルタイムで調整できます。
- 資料の一元管理:複数のバリエーションのプレゼン資料を別々に作成する必要がなく、一つのファイルで管理できます。
- 時間短縮:プレゼン中に不要なスライドをスキップすることで、スムーズな進行と時間管理に役立ちます。
- 補足情報の準備:質疑応答など、特定の状況でのみ必要な詳細情報や補足スライドを隠し持っておくことができます。
PowerPointでスライドを非表示にする具体的な手順
それでは、実際にスライドを非表示にする方法を見ていきましょう。操作は非常に簡単です。
手順1: 非表示にしたいスライドを選択する
PowerPointを開き、左側のスライドペインで非表示にしたいスライドをクリックして選択します。複数のスライドを同時に選択することも可能です(Ctrlキーを押しながらクリック)。
手順2: 「非表示スライド」設定を適用する
選択したスライドを非表示にする方法はいくつかあります。
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右クリックメニューから設定:
選択したスライドを右クリックし、表示されるメニューから「スライドの非表示」をクリックします。
非表示にしたいスライドを右クリック ↓ 「スライドの非表示」を選択 -
リボンメニューから設定:
「スライドショー」タブをクリックし、「スライドの設定」グループにある「スライドの非表示」をクリックします。
「スライドショー」タブ ↓ 「スライドの設定」グループ ↓ 「スライドの非表示」をクリック
手順3: 非表示設定の確認
スライドが非表示に設定されると、左側のスライドペインでそのスライドの番号に斜線が入ります。これが非表示スライドの目印です。この状態でスライドショーを実行すると、このスライドは自動的にスキップされて表示されません。
非表示スライドをプレゼン中に表示させる方法
非表示にしたスライドでも、プレゼン中に必要に応じて一時的に表示させることができます。例えば、聴衆から質問があった際に、補足情報を提示したい場合などに役立ちます。
方法1: 右クリックメニューから移動する
スライドショー実行中に、画面を右クリックし、「スライドへ移動」を選択します。すると、プレゼンテーション内のスライド一覧が表示されます。この一覧では、非表示スライドはカッコ付きで表示されます(例: (3))。表示したい非表示スライドをクリックすると、そのスライドへ直接ジャンプして表示できます。
方法2: スライド番号を直接入力する
スライドショー実行中に、表示したい非表示スライドの番号を直接キーボードで入力し、Enterキーを押します。例えば、非表示になっているスライドが3番の場合、「3」と入力してEnterを押すと、そのスライドが表示されます。
非表示スライド設定を解除する方法
一度非表示にしたスライドを、通常の表示可能な状態に戻したい場合は、設定時と同じ手順で解除できます。
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左側のスライドペインで、非表示になっているスライド(番号に斜線が入っているもの)を選択します。
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選択したスライドを右クリックし、再度「スライドの非表示」をクリックします。または、「スライドショー」タブの「スライドの非表示」をクリックします。
斜線が消えれば、そのスライドは再びスライドショーで表示されるようになります。
非表示スライドの活用シーン
この便利な機能は、様々なビジネスシーンで活用できます。
- ターゲットに合わせた内容調整:異なる顧客層や部門に対して、同じ基本資料を使いつつ、必要に応じて詳細スライドを出し分けます。
- 質疑応答の準備:よくある質問への回答や、深掘りされた際に提示するデータなどを非表示スライドとして用意しておきます。
- 時間の制約があるプレゼン:与えられた時間に合わせて、必須スライドのみを表示し、時間が余った場合や興味を持たれた場合にのみ非表示スライドで補足します。
- 会議資料の多目的利用:社内向けの詳細検討用スライドと、社外向けに要約したスライドを一つのファイルで管理し、用途に応じて切り替えます。
まとめ
PowerPointの「非表示スライド」機能は、プレゼンテーションの柔軟性と効率性を飛躍的に向上させる強力なツールです。この機能をマスターすることで、あなたはどんな状況にも対応できる、よりスマートなプレゼンターになることができるでしょう。
ぜひ、次回のプレゼン準備から「非表示スライド」機能を活用し、聴衆の心をつかむ、自在なプレゼンテーションを実現してください。


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