Box Driveで「起動していません」エラーが発生する原因とは?
Box Driveはクラウドストレージ「Box」をWindowsやmacOSのファイルエクスプローラー(Finder)から直接操作できる非常に便利なツールです。しかし、突然「Box Driveが起動していません」というエラーメッセージが表示され、共有フォルダにアクセスできなくなることがあります。
このエラーの主な原因は、Box DriveがWindowsの起動時に自動的に立ち上がっていないことにあります。PCを起動してもBox Driveのプロセスが開始されていないため、ファイルエクスプローラーからアクセスしようとしても「Box Driveが見つかりません」と判断されてしまうのです。
本記事では、この煩わしい問題を根本的に解決するための「Box Driveのスタートアップ登録手順」を、初心者の方でも迷わず設定できるよう、画像イメージを交えながら詳しく解説します。
エラーメッセージの具体的な内容
共有フォルダやBox Driveのアイコンをクリックした際に、以下のようなメッセージが表示されることがあります。
- 「Box Driveが起動していません。Box Driveを起動してもう一度やり直してください。」
- 「Box Driveは実行されていません」
- Boxフォルダの中身が表示されず、アクセスできない状態になる。
これらのメッセージが表示された場合、Box Driveがバックグラウンドで動作していないことを意味します。
解決策:Box DriveをWindowsのスタートアップに登録する
Box DriveをWindows起動時に自動的に立ち上げるように設定することで、このエラーは解決します。最も確実で簡単な方法は、タスクマネージャーから設定する方法です。
方法1: タスクマネージャーからスタートアップを有効にする(推奨)
この方法は、Windows 10 / 11 の両方で利用できます。
手順1: タスクマネージャーを開く
タスクバーの何もない場所を右クリックし、メニューから「タスクマネージャー」を選択します。
(ここに「タスクバーを右クリックしてタスクマネージャーを選択しているスクリーンショット」が入ります)
手順2: 「スタートアップ」タブに移動する
タスクマネージャーが開いたら、上部にあるタブの中から「スタートアップ」をクリックします。
(ここに「タスクマネージャーのスタートアップタブが選択されているスクリーンショット」が入ります)
手順3: Box Driveを見つけて「有効」にする
スタートアップタブには、Windows起動時に自動的に実行されるプログラムの一覧が表示されます。この中から「Box Drive」を探してください。
「状態」の列が「無効」になっている場合、Box Driveが自動起動しない設定になっています。Box Driveの項目を右クリックし、表示されるメニューから「有効にする」を選択します。
(ここに「Box Driveの項目を右クリックして『有効にする』を選択しているスクリーンショット」が入ります)
「状態」が「有効」に変われば設定は完了です。
方法2: スタートアップフォルダにショートカットを配置する(代替手段)
上記の方法で解決しない場合や、より古いWindowsバージョンをお使いの場合は、手動でスタートアップフォルダにBox Driveのショートカットを配置する方法も有効です。
手順1: Box Driveの実行ファイルの場所を確認する
通常、Box Driveの実行ファイルは以下の場所にあります。
C:\Program Files\Box\Box\Box.exe
この場所にあるBox.exeを右クリックし、「ショートカットの作成」を選択します。
手順2: スタートアップフォルダを開く
Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開き、以下のコマンドを入力してEnterキーを押します。
shell:startup
これにより、現在のユーザーのスタートアップフォルダが開きます。
(ここに「ファイル名を指定して実行ダイアログにshell:startupと入力しているスクリーンショット」が入ります)
手順3: ショートカットをスタートアップフォルダに移動する
手順1で作成したBox.exeのショートカットを、手順2で開いたスタートアップフォルダにドラッグ&ドロップまたはコピー&ペーストします。
(ここに「Box.exeのショートカットをスタートアップフォルダにコピーしているスクリーンショット」が入ります)
設定後の確認と注意点
設定が完了したら、PCを再起動してください。再起動後、以下の点を確認します。
- タスクトレイ(画面右下のアイコンが並んでいる場所)にBox Driveのアイコンが表示されているか。
- 共有フォルダやBox Driveのアイコンをクリックした際に、エラーメッセージが表示されずに正常にアクセスできるか。
Box Driveのアイコンは、雲の形をしていることが多いです。アイコンが表示されていれば、Box Driveは正常に起動しています。
それでも解決しない場合のトラブルシューティング
上記の手順を試しても問題が解決しない場合は、以下の点を確認してください。
- Box Driveの再インストール: 一度Box Driveをアンインストールし、公式サイトから最新版をダウンロードして再インストールしてみてください。
- Box Driveのアップデート: Box Driveのバージョンが古い場合、問題が発生することがあります。最新版にアップデートしてみてください。
- Windows Updateの確認: Windows自体が最新の状態であるか確認し、必要であればアップデートを適用してください。
- セキュリティソフトの干渉: お使いのセキュリティソフトがBox Driveの起動を妨げている可能性があります。一時的にセキュリティソフトを無効にして、Box Driveが起動するか確認してみてください。(確認後は必ずセキュリティソフトを有効に戻してください)
まとめ
Box Driveで「起動していません」というエラーメッセージに悩まされることは、多くのユーザーが経験する一般的な問題です。しかし、Windowsのスタートアップ設定を適切に行うことで、この問題は簡単に解決できます。
本記事で紹介したタスクマネージャーからの設定は、最も確実で推奨される方法です。この設定を行うことで、PC起動時にBox Driveが自動的に立ち上がり、共有フォルダへのアクセスもスムーズになります。
これで、煩わしいエラーに邪魔されることなく、Box Driveを快適に利用できるようになるはずです。ぜひ今回の手順を試して、業務効率を向上させてください。


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